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シンプル機能で大きな効果!排熱延長キット


既存ラックに追加装着する熱溜り解消のための放熱促進キットです。現地施工とフロア全体でのエアフローマネジメントを付帯します。


危険!熱溜りでマシン寿命短縮!


サーバーシステムの放熱不良の多くは、主にラック内部や周囲の「熱溜り」が大きな原因です。マシン後方からの排熱が前面に回り込み、再びマシンに吸い込まれることが問題点であり、高温度での循環運用で動作不安定や寿命短縮を引き起こし、また機器破損の可能性も懸念されます。


最適な吸気温度とは


熱溜りを診断するにはマシン吸気口直近の温度とラックから離れた通常室温を測定します。この数値に差異の全くない状態が理想ですが、温度上昇がある場合はマシンにとってリスクを抱えた過酷な状態にあると言えるでしょう。特にラック周囲に壁やパーティションが接近したり、それに囲われた閉鎖的な場所では熱の逃げ場が無く、5度から10度以上の温度上昇になることもよくあります。夏場に室温28度の環境で5度の吸気上昇があれば運用温度33度、安全マージンはまったくなし。10度の上昇では38度となり、レッドゾーン!使用不可です。


シンプルな課題解決


排熱延長キットEXEX-6U-Hを用いてラック後方上部から強制排気により熱を吸い上げ、ダクトで遠方へ排熱、拡散します。この方式によりラック前面、マシン吸気口には温度上昇が発生せず、常に最適な吸気温度を保ちます。安全性、安定動作とマシン寿命にも大きな優位性が得られます。


延長ダクトで熱拡散


標準仕様では6U(又は3U)マウントのアクティブチャンバーボックスと、それに内蔵されたファンユニット、延長ダクト等で構成されます。ラック最上段に6U(3U)スペースがあれば搭載可能でラックマウント機能を併用した組立式となります。延長ダクトは形状記憶型で長さオーダー可能。設置工事一式でオーダーいただく場合には必要長を現地調査いたします。


風量適合、安全運用のフルサポート


マシン規模に対する風量の適合を調査して最適仕様での提供をいたします。規模に応じた仕様変更が可能です。


静音設計


チャンバーボックスは膨張室型消音器構造で最低動作音は41.2dB(A)。高風量とファン騒音の防止を両立しています。
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空調全体でのマネジメント


熱溜りは局所的な温度上昇ですので、このキットを用いてフロア全体への熱拡散を行なうことが施工ポイントです。

ラックの周辺だけに熱溜りが起きる場合は「排熱延長キット」を用いて広いフロア全体に熱拡散すればシンプルに解決です。また、サーバーブースがパーティションなどで囲われている場合には、それと隣接する広いフロアとの間に「排熱対策キット」を用いて連絡流路を設けて熱拡散すればフロア空調全体の力でマシンと人の両方にバランスよく調整可能となります。

延長ダクトの行先や天井裏を利用したエアフローマネジメントがとても有効になります。施工や設計を組み合わせた総合的な解決手段をSi R&Dから提供可能です。個別にて対応しますので是非ご相談ください。
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ご注意


キット装着によりラックの前後扉は取付できません。セキュリティのために施錠必須の場合には、ラック加工や特注仕様での対応を承ります。


キット内訳


 EXEX-6U-H

・アクティブチャンバーボックス(2ピース組立式)
・ステンレスマウント枠(4ピース組立式)
・ファンユニット STD D12-7(3U×2式)
・200パイ延長ダクト(長さオーダー)
・ダクト用マニホールド、固定具一式



取付工事


設置工事承ります。特にフロア全体でのエアフローマネジメントを同時施工することで大幅な効率アップが期待できます。
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シンプルな手法で課題解決、僅かな電力消費で大きな効果、マシンの安定動作や寿命延長。空調導入や他の方法と比較しても大きなコストアドバンテージ。システム全体での俯瞰的な効率化を提供する「製品+技術サービス」を是非ご利用ください。
それぞれのお客さまに最も適した対処方法をご提案させていただきます。


                     Si R&Dご相談窓口 →お問い合わせ

 

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